サイナスリフト、ソケットリフトでお困りならぜひ。

骨誘導再生法 GBR(Guided Bone Regeneration)


インプラントをするために骨が足らない、インプラントできません、という場合でも、近年では再生療法が発達し、必要な箇所に骨を作ることができるようになりました。一度ご相談下さい。

ソケットリフト

上顎洞への骨造成です。小規模の骨造成ができます。骨の厚みが4〜9mm程度の症例に適応されます。基本的にインプラントの埋入と同時に行うことができます。既存骨の量が比較的多いため、オッセオインテグレーション(骨とインプンラント表面酸化チタンとの結合)が比較的早く3〜4ヶ月で上部構造の制作へと移行できます。

治療費 3〜5万円

 

サイナスリフト

上顎洞への大幅な骨造成が可能です。骨の厚みが1〜5mm程度、もしくは連続してインプラントを埋入するケースに適応されます。基本的にインプラントの埋入とは時期をずらします。既存骨量が大幅に少ないため、サイナスリフトの骨化に4〜5ヶ月、その後インプラント埋入後4〜5ヶ月の期間がかかります。まあ、急いで失敗しても意味ありませんからね。

治療費 10〜20万円
 

それ以外のGBR(上顎洞を対象としていないもの)として
通常GBR

骨が細くインプラント埋入が物理的な不可能な場合厚みを持たせるためにGBRを併用することがあります。
治療費 3〜10万円

審美的GBR

上顎前歯の場合見た目も補いたい場合、大幅に骨造成をする必要があります。下顎の親知らずの部分から骨を移植するケースもあり、増やす骨も大幅に必要なことがあります。数度繰り返す必要もあり患者様の負担も少し大きいこともあります。またこの時歯肉の移植も併用しなければいけないこともあります。
治療費 3〜15万円

VRO

下顎には下歯槽神経管があり、その影響でインプラントが埋入できない場合があります。バーティカルリッジオギュメンテーションといって、垂直に大幅骨造成を行います。難易度も高く数回行わないと達成できない場合もあります。
治療費  5〜20万円

2012年7月19日(木)今日の新聞で遺体の不正取引についての記事が第一面で取り上げられていました。つまり現在流通している骨造成材で、未知のウイルス感染のリスクがあるということで、患者さまも大変不安に感じられていると思います。当院での骨造成における補填材はすべて人工物(ハイドロキシアパタイト結晶およびリン酸カルシウム)です。

垂直性骨欠損に対する骨再生

基本的には失われた骨は戻ってきません。しかし、ある条件が整うと骨再生することができるんです。右の写真をご覧下さい。第一大臼歯の骨が歯槽膿漏で溶けはじめています。しかし、骨誘導再生法を用いると溶けはじめの骨の場合、写真のように骨が再生します。最初の状態がさらに進行すると、再生法を用いても効果がなくなります。
 

 
歯槽膿漏は「早期発見、早期再生」が肝心です。
 
 

 

GTR法

GTRメンブレンと呼ばれる人工膜を用いる方法です。人工の膜を使用しているため、万が一の感染のリスクがない安全な方法です。ただ、膜を入れる方法を用いるため、若干痛みと腫れを伴う欠点があります。







治療料金 5〜8万円

エムドゲイン法

エムドゲインと呼ばれるブタから抽出されるタンパク質を利用した方法です。完全にロットナンバー管理をされた無菌ブタから抽出するため、安全は保証されています。(ただし医学では発見されていない未知のウィルスがないとは言い切れません)ですが、タンパク質の効果で治りもよく、腫れや痛みもGTR法に比べると少ない優れた効果があります。

治療料金 5〜8万円